No.28 八鹿酒造株式会社

江戸時代末期の元治元年(1864年)、初代麻生東江(とうこう)により八鹿酒造の歴史は始まる。当時の名を「舟来屋(ふなこや)」と称し、この屋号と鏝絵が描かれた仕込元蔵が、今でもその歴史を物語っている。 当時の九重の地は水利が悪く、井路をつくり村人を飢えから救おうと決心した。しかし灌漑工事は難しく、資金不足、百姓一揆、天災など次々と危機が訪れ、息子・二代目豊助(とよすけ)とともに進めてきた工事は幾度も挫折した。やがて井路はできないまま、麻生家は家財や山林原野を売り、酒造権利をも手放してしまう。

舟来屋の再興を果たしたのは、わずか15歳で養子に入った三代目麻生観八(かんぱち)だった。
観八は明治18年(1885年)、当時の酒造免許の最下限であった百石(一升瓶1万本)をもって舟来屋・麻生酒造場を再興した。

銘柄「八鹿」の由来

明治18年、弱冠20才の観八と34才の杜氏・仲摩鹿太郎(なかま しかたろう)が精魂傾けて造った酒は、地元の名瀑、龍門の滝にちなんで「龍門」と名づけられた。この酒が次第に評判となり、観八は互いの心意気を讃え、自分の名と鹿太郎の名を一文字ずつとり『八鹿』と名を改めた。
家業の酒造業が軌道に乗ると、観八は「世のため人のため」の公共事業に力を注ぐ。先代が果たせなかった井路を完成させ、国鉄久大線敷設という大事業にも着手し、20年を越す絶え間ない努力の末、昭和4年、久大線の引治・恵良・森の各駅が開通した。観八はその前年に63歳でこの世を去った。念願の鉄道開通を見ることは出来なかったが、遺徳を偲ぶ人々によって銅像が建てられ、今も恵良駅と八鹿酒造を見守っている。

当日は「八鹿酒造株式会社」の以下の銘柄が飲み放題!一部銘柄は販売も致します。

商品名 特定名称区分等 容量 税込価格 当日販売
八鹿 夏の純米 初呑みきり 純米 720ml 1,296円
八鹿 吟醸 桃 吟醸 720ml 1,501円
八鹿 本醸造 辛口 青 本醸造 720ml 1,328円
かぼす酒 リキュール 1,800ml 3,024円

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